最近、ふと「ひとりでドライブに出かけてみようかな」と思うことがあります。
家族と過ごす時間ももちろん大切ですが、年齢を重ねるほど“ひとりの時間”が心を整えてくれることを実感するようになりました。
特に、車に乗って景色の流れに身をまかせる時間は、不思議と気持ちが軽くなるものです。
今回は、そんなひとりドライブで感じた「心が整う瞬間」をまとめてみました。
ゆっくりアクセルを踏むだけで気持ちがほどけていく
最近、週末の朝に少し早起きをして、近くの海沿いを走ってみようと思っています。
アクセルを軽く踏むと、エンジンの音が「よし、行こう」と背中を押してくれているように感じます。
車内は自分だけの空間。音楽も、自分の好きなタイミングで好きな曲を選べるのがいいですね。
松山千春や浜田省吾の曲を流すと、若かったころの気持ちがふっとよみがえってきます。
誰に気をつかうわけでもなく、ただ景色を眺めながら走るだけで、固まっていた気持ちが自然とゆるんでいくような気がするのです。
海の青さや山の緑に触れると、悩みが小さく見えてくる
ドライブのいいところは、目的地を決めなくても楽しめること。
海が見えたら車を止めて波の音を聞いてみたり、山道に入ったら木々の匂いに包まれたり。
そんなちょっとした寄り道が心をリセットしてくれるのを感じます。
特に海の景色は、昔インドネシアで生活していたときの感覚を思い出させてくれて、どこか懐かしい気持ちになります。
大きな海を見ていると、日々の悩みがぐっと小さく見えてくるから不思議です。
「これでいいのだ」と自然に思える瞬間がある。
そんなとき、自分の心が整っていくのがわかります。
ふとした瞬間に湧いてくる“これからの自分へのヒント”
車を走らせていると、不意にいろんな考えが浮かんできます。
最近は老後のことも考えるようになりましたが、ひとりの静かな時間だからこそ、焦らずに考えられるという良さがあります。
「シニアになっても何か自分の力で稼げたらいいな」
「健康で好きな場所へ旅できるように準備しておこう」
そんな前向きなヒントが思わず浮かんでくるのです。
普段は忙しさに押されて、こんな考えを整理する時間がなかなか取れません。
だからこそ、ひとりドライブは“これからの人生を見つめるための小さな旅”のように感じています。
最後に:心を整える時間を、自分のために大切にしたい
ひとりドライブは、誰かのためではなく、自分の心をいたわるための時間。
景色を楽しみながら、ゆっくり気持ちを整える習慣ができたら、もっと毎日が生きやすくなる気がしています。
そして、そんな時間を持つことで、家族にもやさしく接することができるはずです。
次の休みには、またふらりと車に乗ってみようと思います。
きっと、その先には今の自分に必要な「小さな癒やし」が待っているはずです。

