地震は、いつ起きるか分かりません。
令和8年7月28日、熊本地方で最大震度7を観測する地震が発生しました。
その後も地震活動が続いており、9月になった今も気象庁は注意を呼びかけています。
大きな揺れを経験すると、「もし一人のときに起きたら」「家族が別々の場所にいたら」と考えるようになります。
そして、夫婦で一緒に暮らしていても、それぞれが一人で過ごす時間を持つことは大切なのではないかと、あらためて感じました。
夫婦だからといって何でも一緒でなくていい
夫婦というと、いつも一緒にいることが良いと思いがちです。
食事を一緒にして、休日も一緒に出かけて、何でも話し合う。
もちろん、それは素敵なことです。
でも、長い人生をともに歩くからこそ、少し離れて自分自身を整える時間も必要だと思います。
例えば、夫は散歩に出かけ、妻は家で好きな映画を見る。
休日に夫は一人旅をして、妻は友人と買い物を楽しむ。
同じ家にいても、それぞれが別の部屋で好きなことをする。
これだけでも、気持ちはずいぶん楽になるものです。
一人の時間があるから相手に優しくできる
一人の時間というと、「夫婦仲が悪いのでは」と思われるかもしれません。
しかし、私は逆だと思います。
一人の時間があるからこそ、相手に優しくできることがあります。
ずっと一緒にいると、相手の何気ない言葉や行動が気になってしまうことがあります。
少し離れて自分の好きなことをすると、帰ってきたときに「やっぱり家が落ち着く」と感じるかもしれません。
50代からは自分の時間も大切にしたい
特に50代、60代になると、子どもが成長したり、仕事の環境が変わったりして、夫婦の生活も少しずつ変化します。
これまで家族中心だった時間を、これからは自分自身のためにも使っていいのではないでしょうか。
「一人でも大丈夫」を少しずつ準備する
そして、今回の熊本地震をきっかけに、もう一つ考えておきたいことがあります。
それは、「一人でも行動できるようにしておく」ということです。
地震が起きたとき、夫婦が同じ場所にいるとは限りません。
仕事中かもしれません。
買い物中かもしれません。
旅行中かもしれません。
だからこそ、それぞれが自分で身を守る準備をしておくことが大切です。
例えば、スマートフォンの充電を切らさないこと。
家族との連絡方法を決めておくこと。
避難場所を確認しておくこと。
水や食料、懐中電灯などを準備しておくこと。
こうした準備は、夫婦が別々に過ごす時間を安心して楽しむためにも役立ちます。
夫婦には「近すぎない距離」も必要なのかもしれない
私は、夫婦は「何でも一緒」でなくてもいいと思います。
一緒にいる時間と、一人でいる時間。
その両方があってこそ、無理のない関係を長く続けられるのではないでしょうか。
地震を経験すると、当たり前の日常が当たり前ではないことに気づかされます。
朝起きて、好きなものを食べて、テレビを見たり、散歩をしたりする。
そんな普通の一日こそ、実はとても大切な時間です。
だからこれからは、夫婦で「一人の時間も大切にしよう」と話してみたいと思います。
相手を放っておくのではありません。
お互いを大切にするために、少しだけ自由な時間を持つのです。
そして、また一緒に食事をしたときには、「今日はどうだった?」と笑って話せれば十分です。
夫婦だからこそ、近すぎない距離感も大切なのかもしれません。
これからは一人の時間も楽しんでみよう
令和8年熊本地震は、自然災害への備えだけでなく、家族との関係や自分自身の生き方についても考えるきっかけを与えてくれました。
これからの人生は、夫婦で支え合いながら、それぞれの時間も楽しんでいきたいものです。
「一緒にいる幸せ」と「一人でいる幸せ」。
その両方を大切にする暮らしを、これから少しずつ考えてみようと思います。

