50代を過ぎると、「健康のために何かしなければ」と焦る気持ちが強くなってきます。
テレビやネットでは、毎日の運動、厳しい食事制限、新しい健康法が次々と紹介されます。
しかし、それらを真面目に全部やろうとすると、だんだん息苦しくなってくるものです。
ここでは、無理な健康法を手放し、「これでいいのだ」と思える考え方に切り替えていこうという視点で書いてみます。
頑張りすぎない健康との付き合い方を、一緒に考えてみましょう。
健康のために頑張りすぎていないか
健康に気をつかうこと自体は、とても良いことです。
ただ、問題なのは「やらなければならない」と自分を追い込んでしまうことです。
例えば、毎日一万歩歩かなければダメ、甘い物は一切禁止、夜は必ず筋トレ、などと決めてしまうと、できなかった日に強い罪悪感が残ります。
その状態が続くと、心が疲れてしまい、結局すべて投げ出したくなってしまいます。
健康のために始めたはずが、ストレスの原因になってしまっては本末転倒です。
情報が多すぎて迷ってしまう現実
今は健康情報があふれています。医者が言うこと、専門家が勧めること、体験談、どれも正しそうに見えます。
でも、それぞれ前提条件が違います。年齢、体力、生活環境が違えば、合う健康法も違って当然です。
「あの人に良かったから自分にも良いはず」と思い込まず、一度立ち止まって考えることが大切だと感じます。
無理な健康法を手放すという選択
ここで大切なのは、「やめる勇気」です。続けることだけが正解ではありません。
例えば、朝早く起きての運動がつらいなら、無理に続けなくてもいい。
完璧な食事を目指さず、外食や楽しみを残してもいい。
「やらないと不健康になる」という恐怖より、「続けられるかどうか」を基準に考えてみる。
そうすると気持ちが一気に楽になります。
続けられることだけを残す
無理をやめると、不思議と本当に必要なことが見えてきます。
エレベーターではなく階段を使ってみよう、少し遠回りして歩こう、夜更かしを減らそう。
どれも小さなことですが、生活の中に自然に溶け込む行動は、長く続けやすいものです。頑張っている感覚がないからこそ、結果として積み重なっていきます。
h2:心が軽くなると体も動きやすくなる
気持ちに余裕が生まれると、体も不思議と動きやすくなります。
「今日はこれくらいで十分」と思える日は、満足感があります。
逆に余裕がある日は、自然ともう少し歩こうかな、と思えることもあります。
健康は管理するものではなく、付き合っていくものだと考えるとずいぶん楽になります。
これからの健康は「ほどほど」でいい
50代、60代からの健康は、若い頃と同じ基準で考えなくてもいいはずです。
無理をしない、比べない、焦らない。この三つを意識するだけで、毎日はかなり穏やかになります。
完璧を目指すより、「今日もまあまあ元気だった」と思えること。
それこそが、長く続く健康につながるのではないでしょうか。
自分なりのペースで歩いていこう
健康で楽しく生きるために、一番大切なのは自分らしさです。
他人の基準ではなく、自分が心地よいと感じるペースで生活する。
無理な健康法を捨てることは、怠けることではありません。
これからは、「これでいいのだ」と思いながら、少し肩の力を抜いて、毎日を過ごしていこうと思います。

