夜中にふと目が覚めてしまうこと、ありませんか?
年齢を重ねると眠りが浅くなりやすく、どうしても途中で目が覚めることが増えてきます。
私自身もそんな夜があり、「また眠れないな」と思うと、余計に目が冴えてしまうことがあります。
そんな時、無理に眠ろうとするよりも「ちょっとした工夫」で気分よく過ごす方が楽になるのではと感じています。
今日は、夜中に目が覚めた時に私が「こうしてみよう」と思った過ごし方をまとめてみます。
深呼吸で気持ちを落ち着ける
真っ暗な部屋の中で目が覚めると、なぜか不安な気持ちになることがあります。
そんな時は、布団の中でゆっくり深呼吸。
鼻から吸って、口から長く吐く。
たったこれだけで心拍が落ち着き、気持ちが少し楽になります。
私は「これでいいのだ」と心の中でつぶやきながら深呼吸すると、安心感が増すような気がしています。
時計を見ない工夫
夜中に起きると、つい時計を見て「まだ2時か…」と考えてしまいます。
でもそれが一番よくないと感じています。「眠らなければ」という焦りが出てしまい、ますます眠れなくなるからです。
そこで私は、夜中はあえて時計を見ないようにしています。
どうせ朝はやってくるし、眠れなければ昼に少し休めばいい、と気持ちを切り替えた方が楽になると思うのです。
ぬるめのお茶で気分を整える
眠れないまま布団でゴロゴロするより、いったん起きて台所へ。
カフェインのないハーブティーや白湯を飲むと、気分が落ち着きます。
夜中に熱いコーヒーは逆効果ですが、ぬるめのお茶なら安心です。
小さな湯呑を手に持ち、湯気を眺めていると、不思議とリラックスできます。
本やラジオで静かな時間を楽しむ
眠れないことをマイナスに捉えず、「せっかくだから夜中の時間を楽しもう」と考えるのも一つの方法です。
小さな灯りをつけて短編小説を読んだり、ラジオを小さな音で流してみたり。
夜中のラジオは意外と心に染みる言葉が多く、眠れない時間を癒しに変えてくれることもあります。
軽いストレッチで体をほぐす
体がこわばって眠れない時は、布団の上で軽くストレッチをしてみます。
肩を回したり、足首を動かしたりするだけでも血流がよくなり、再び眠気が訪れることがあります。
私は昔から肩こりがあるので、夜中の目覚めを利用して軽く体を伸ばすと、翌朝の目覚めが楽になる気がしています。
夜中に考え事をしない工夫
夜中に目が覚めると、なぜか色々なことを思い出し、つい考え込んでしまうことがあります。
「あの時こうしておけばよかった」「明日はあれをやらなきゃ」など。
けれど、夜中の思考はどうしてもネガティブになりやすい。
私はそんな時、「明日の朝に考えよう」と自分に言い聞かせます。
紙とペンを枕元に置き、思いついたことを書いておくと安心です。
「眠れなくてもいい」と割り切る
一番大切だと思うのは、眠れないことを必要以上に気にしないことです。
私も若い頃は「明日に影響するから眠らなきゃ」と焦りましたが、今は「眠れなくても大丈夫」と思うようにしています。
体は案外丈夫にできているし、一晩眠れなくても次の日に昼寝や休養でカバーできるものです。
まとめ:夜中の時間を前向きにとらえる
夜中に目が覚めるのは、年齢を重ねれば自然なこと。
大切なのは、その時間をどう過ごすかです。
深呼吸したり、静かにお茶を飲んだり、軽く体を動かしたり。
工夫次第で「つらい時間」から「心を整える時間」に変えることができます。
これからも私は、「夜中に起きても大丈夫」と思える過ごし方を試してみたいと思っています。
眠れない夜をきっかけに、自分にとって心地よい習慣を見つけられたら素敵ですよね。