年齢を重ねるにつれて、「健康」という言葉が、以前よりずっと重たく感じられるようになりました。
テレビをつければ健康番組、ネットを開けば病気や予防の話題。
気がつけば、食事、運動、睡眠、数値ばかりを気にして、一日が終わってしまうこともあります。
もちろん、健康は大切です。ただ、気にしすぎるあまり、心が疲れてしまっては本末転倒ではないでしょうか。
これからの人生を、できるだけ楽しく、前向きに過ごすために、「健康を気にしすぎない勇気」について考えてみようと思います。
健康情報に振り回されていないだろうか
今は情報があふれる時代です。
「これを食べると体にいい」「これは危険」「◯◯歳から要注意」と、次から次へと新しい話が出てきます。
あれもダメ、これも控えようと考えているうちに、食事が楽しめなくなったり、外出がおっくうになったりすることもあります。
健康のために始めたことが、逆にストレスになってしまうのは、少しもったいない気がします。
健康情報は参考程度にして、「自分に合っているかどうか」を大切にしてみよう。
そう考えるだけでも、気持ちは少し楽になります。
完璧を目指さないほうが長続きする
毎日運動しなければ、甘いものは禁止、夜更かしは厳禁。
最初はやる気満々でも、完璧を目指しすぎると、どこかで息切れしてしまいます。
例えば、散歩も「毎日30分」と決めるより、「今日は気持ちいいから少し歩こう」くらいの方が続きます。食事も、たまには好きなものを楽しむ日があっていい。
大切なのは、100点を狙うことではなく、60点を積み重ねること。
続けられることが、結果的に体にも心にも優しいと感じています。
数値よりも「今日の気分」を大切に
血圧や体重、検査結果の数字は確かに気になります。
でも、そればかりに一喜一憂すると、気分まで振り回されてしまいます。
それよりも、「今日はよく眠れた」「体が軽い」「気分がいい」といった感覚を大事にしてみよう。
数字はあくまで目安。自分の体の声に耳を傾けることの方が、よほど大切なのではないでしょうか。
体調がいい日は素直に喜び、少し不調な日は無理をしない。
その繰り返しでいいと思うのです。
心が元気だと体もついてくる
楽しいことをしていると、自然と表情が明るくなり、体もよく動きます。
旅行の計画を立てたり、好きな音楽を聴いたり、映画に感動したり。
「これは健康にいいのか」と考える前に、「楽しいかどうか」を基準にしてみる。
心が元気になると、不思議と体も後からついてきます。
笑うこと、ワクワクすることは、何よりの健康法かもしれません。
「これでいいのだ」と思える生き方
若い頃と同じようにはいかなくても、それが当たり前。
できないことが増えても、できることはまだたくさんあります。
健康を気にすることも大切ですが、気にしすぎず、「まあ、これでいいのだ」と思える余裕を持ちたいものです。
完璧じゃなくていい。
少し力を抜いて、自分のペースで、これからの人生を楽しんでいこう。
健康で楽しく生きるために、今日からほんの少し、考え方をゆるめてみようと思います。
