最近、「あれ?昨日は元気だったのに、今日になって体が重い…」と感じることが増えました。
若いころは翌日にはケロッとしていた疲れが、今では一歩遅れて届くような感覚です。
どうやら体の“配送システム”も年季が入ってきたようです。
今日は、そんな日常の小さな気づきを、私なりの視点でゆるくまとめてみました。
シニア世代の方にはきっと共感していただけると思います。
まるで宅配便の「翌々日指定便」のような身体
昔は疲れがその日のうち、もしくは翌日にはやってきていました。
しかし最近は、まるで宅配便の「翌々日指定」のようにワンテンポ遅れて到着することがあります。
例えば、休日に少し遠出をして歩き回った日の翌日は平気なのに、その次の日にどっと疲れが押し寄せる…そんなパターンです。
思い返せば、中学時代の新聞配達をしていた頃は毎日自転車で走り回っても、翌朝はけろりとしていたものです。
けれど今は、あの頃のようにはいきません。体力は正直ですね。
ただ、「翌々日に疲れが来る」ということは、まだ身体が頑張ってくれている証拠だと前向きに考えてみようと思っています。
遅れてでも反応してくれるだけありがたい、と。
疲れの“到着遅延”は悪いことばかりではない?
もちろん、疲れが遅れてくると予定が崩れたり、気持ちが沈んでしまうこともあります。でも、考え方を変えれば良いこともあります。
たとえば、旅行が趣味の私は、旅の最中に疲れが出ると楽しめません。
しかし「翌々日タイプ」なら旅の最中は元気で、帰ってからゆっくり疲れを受け取れる。
これはこれで悪くないのでは?と思うようになりました。
また、年齢とともに身体の“反応速度”が変わっていくのは自然なこと。
焦らず「そういうものだ」と受け入れて、疲れと上手に付き合う方法を探すほうが健全だと感じます。自分を責める必要はありません。
私が「こうしてみよう」と思っている体力管理の工夫
疲れが遅れて届くなら、こちらもそれに合わせて準備しておけば良いのでは…と思うようになりました。
そこで、これから試してみようと思っていることを3つまとめてみました。
● ① 疲れを「先回り」して軽くする
ウォーキングなどの軽めの運動を、普段から取り入れてみようと考えています。
いきなりジムに行くのではなく、まずは近所を20分ほど歩くことから。
身体への優しい投資ですね。
● ② 次の日の予定を少しゆるくする
疲れが翌々日に来るなら、イベントの翌日は少し余裕のあるスケジュールにして、身体の声を聞きやすくしておこうと考えています。
● ③ しっかり眠る「優先日」をつくる
睡眠不足は疲れを倍増させます。
だからこそ、週に何日かは意識して早めに眠る日をつくっておこうと思っています。
シンプルですが、効果は大きいはずです。
年齢を重ねるほど、自分の身体と仲良くなっていく
インドネシアでの3年間の勤務時代、慣れない環境の中で体が悲鳴をあげても、無理やり頑張ってしまうことがありました。
その反省もあって、今は「無理をしない勇気」こそ大事だと実感しています。
疲れが遅れて届くのは、身体が「そろそろゆっくりしていこうよ」と合図を送っているのかもしれません。
年齢を重ねるほど、自分の身体との付き合い方が大切になります。
そして、疲れを感じるということは、まだ動けている証拠。
これからの人生、健康で旅をしながら必要なお金も稼ぎたいという目標のためにも、身体と仲良くしていきたいものです。
疲れと仲良く暮らす未来へ
「疲れが翌々日に届くシステム」と聞くと、年を取ったようで少し寂しい響きがあります。
でも、私はそれを笑い話にできるくらいの心の余裕を持って過ごしたいと思っています。
体力は昔より落ちたかもしれません。
それでも、まだ楽しめることはたくさんあります。
今日も映画に感動したり、大谷翔平選手の活躍に胸を躍らせたり、ワクワクはちゃんと生きています。
これからも、自分らしく「これでいいのだ」と言える日々を積み重ねていければ嬉しいです。
そして読者のみなさんも、疲れと上手に付き合いながら、前向きに日々を楽しんでいけますように。

