50代になると欲しいモノが
変化してきたように思います。
大きな家、ブランド品
高級車、美術品、装飾品等
誰でも一度は憧れるモノたちです。
40代と50代では
これら「モノ」に対する
スタンスが変わってくると言われます。
40代までは
何を持っているかを重要視します。
50代になると
どう生きるかをを重要視します。
動物の世界で例えるなら
サルとオオカミの生き方の違いです。
サルの生き方
サルはどれだけ体が大きいか、
どの地位にいるか、
何を持っているかにこだわります。
だから、
今より沢山のモノを持ちたいと
ずっと願って生きています。
例えばタワマンや高級車だったり
形のあるものでしょうか。
オオカミの生き方
オオカミは持ち物で自分を評価しません。
自分がどういうタイプなのかという事に
こだわって生きています。
オオカミにとって
何を持っているかは
重要な事ではありません。
何を大切にするか、
何にこだわって生きていくかが
オオカミには重要な事だそうです。
例えば、友情とか家族愛とか
形の無いものでしょうか。
サルからオオカミに変わったと感じる時
若い頃、40代前半くらいまでは
私もサル型でした。
例えば、車も若い頃は
当時流行していたハイソカーを
ローンで買い、自慢げに乗っていました。
ブランド品の服やバッグとかも
似合いもしないのに買っていました。
バブルの影響かもしれません(^^;)
40代の後半になると、
年収はバブル当時の倍以上になり
使えるお金も増えてきましたが、
車はどんどん小型化していきました。
もっと良い車に乗ればいいのにと
周囲に言われる事もあります。
しかし、他人にとって良い車の定義は
必ずしも自分の定義と同じではありません。
たとえば釣りやキャンプに行くときは
フェラーリより軽バンの方が
遥かに使い勝手が良く便利です。
両方持てるというケースは
この際おいときましょう(笑)
若い頃は自分に合うライフスタイルが
よくわからず、あれこれ所有します。
50代にさしかかると、
自分が求めるライフスタイルが見え
必要なモノが決まってきました。
ライフスタイルが先で
モノはそれに必要なモノになります。
色々買える範囲で保有してみて
それらが自分に必要なモノかどうか
判断できるようになったようです。
サル型のままだと、
いくら稼いでも、もっと欲しいと
一生幸福感を味わえないかもしれません。
周囲から見ればすごくリッチで
羨ましいと思われていても
本人はそう感じていないかも⁈
今は自分のライフスタイルに必要なら
多少高いモノでも買いますが、
不要なモノ、特に見栄には使いません。
形のあるモノで幸福を感じるのは半年⁈
形のないモノは一生幸福を感じます。