50代になると、体力や気力の変化を感じる場面が少しずつ増えてきます。
若い頃と同じやり方が、どこか重たく感じることもあるでしょう。
そんな中で「何かを足す」よりも、「何かを手放す」ことで、毎日がぐっと楽になることがあると感じるようになりました。
これまで当たり前だと思って続けてきた習慣の中には、今の自分にはもう合っていないものもあります。無理をして続けるより、「これでいいのだ」と肩の力を抜いてみる。
今回は、50代から手放してみようと思える習慣について、具体例を交えながらお話しします。
読んだあとに、少し気持ちが軽くなればうれしいです。
人にどう思われるかを気にしすぎる習慣
若い頃は、周りの目がとても気になるものです。
職場での評価、ご近所付き合い、親戚からの見え方など、無意識に気を使い続けてきた方も多いのではないでしょうか。
しかし50代になると、すべての人に好かれるのは難しいと実感する場面が増えてきます。
そこで、人の評価を気にしすぎる習慣を少しずつ手放してみようと思います。
もちろん、礼儀や思いやりは大切ですが、「どう見られるか」より「自分がどうありたいか」を優先する。そうすることで、心がとても楽になります。
たとえば、無理な頼まれごとを断れずに引き受けてしまう癖。
これを一度立ち止まって考えてみるだけでも、気持ちの余裕が生まれます。
完璧を目指しすぎる生き方
真面目な性格の人ほど、何事もきちんとやろうとします。
仕事でも家庭でも、「中途半端はいけない」と自分を追い込んでしまいがちです。
ですが、年齢を重ねるにつれて、完璧を目指すことが疲れにつながると感じることがあります。
そこで、完璧主義を少し手放してみようと思います。
「7割できていれば十分」「今日はここまででよし」と、自分に声をかけるだけで、心と体がずいぶん楽になります。
掃除を例にすると、毎回家中を完璧にきれいにしようとせず、「今日はここだけ」と決める。それだけで、続けやすくなります。
必要以上に頑張りすぎる習慣
50代になるまで、頑張ることが美徳だと思ってきた方は多いでしょう。
多少無理をしても、「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせてきた経験もあるはずです。
しかし、無理を重ねると、ある日突然ガクッと疲れが出てしまいます。
これからは、頑張りすぎる習慣を手放し、「ほどほど」を意識してみようと思います。
疲れたら休む、気が乗らない日は早めに切り上げる。
それは決して怠けではなく、自分を大切にする行動です。
体調や気分に耳を傾けることで、結果的に毎日を長く楽しめるようになります。
過去の失敗を引きずる考え方
誰にでも失敗はあります。思い出すたびに恥ずかしくなったり、後悔したりすることもあるでしょう。
ですが、過去を何度も振り返って自分を責めても、今は変わりません。
そこで、過去の失敗を引きずる習慣を手放してみようと思います。
失敗から学んだことが一つでもあれば、それで十分です。次に同じことを繰り返さなければ、それは立派な前進です。
「もう終わったこと」と区切りをつけることで、今とこれからに目を向けやすくなります。
情報を詰め込みすぎる生活
今は情報があふれる時代です。テレビ、スマートフォン、インターネットから、次々と新しい情報が入ってきます。
すべてを追いかけようとすると、気づかないうちに頭が疲れてしまいます。
そこで、情報を詰め込みすぎる習慣を手放してみようと思います。
必要な情報だけを選び、あとは見ない、聞かない。これだけで、心が静かになります。
たとえば、寝る前にスマートフォンを見る時間を減らすだけでも、睡眠の質が変わってきます。
これからの人生を軽やかにするために
50代は、終わりではなく、これからを整える大切な時期だと思います。
何かを無理に増やさなくても、不要なものを手放すことで、心と時間に余白が生まれます。
「これでいいのだ」と自分に言い聞かせながら、少しずつ身軽になる。
そうすることで、健康で楽しい毎日、そしてこれからの人生を前向きに歩んでいけるはずです。
今日から一つだけ、手放してみようと思える習慣を見つけてみてはいかがでしょうか。
きっと、明日が少し楽になります。

