朝起きてカーテンを開けた瞬間、「なんだか今日は体が重いな…」と感じたことはありませんか?
実はそれ、天気と体調の関係が深く関係しているかもしれません。
年齢を重ねるほど、気圧や湿度の変化に体が敏感になるといわれます。
今日は、そんな「天気と体の不思議な関係」について、私自身の体験を交えながらお話ししたいと思います。
雨の日に感じる「だるさ」の正体
雨の日はどうも体が重く、やる気も出にくい気がします。
調べてみると、これは気圧の低下が自律神経に影響するからだそうです。
低気圧のとき、体は副交感神経が優位になり、リラックスモードに。
悪く言えば「休みモード」に入るんですね。
特に私のように50代を過ぎると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
若い頃は何ともなかった気圧の変化にも、体が正直に反応してくるようになりました。
先日も、朝から雨が降りそうな曇り空の日、なんとなく肩こりが強くなり、頭も重たい感じがしました。
「ああ、また来たな」と思い、無理せずコーヒーをゆっくり飲んで過ごすことに。すると午後には少し楽になっていました。
こんな小さな気づきでも、「天気のせいかもしれない」と分かるだけで、気持ちがラクになるものです。
晴れの日は体も心も軽くなる
逆に、朝から青空が広がる日は、体も心も軽く感じます。
光を浴びることで体内時計が整い、セロトニンという「幸せホルモン」が分泌されるからだそうです。
私の習慣にしたいと思っているのが、朝の軽い散歩。5分でもいいので外に出て太陽の光を浴びるだけで、1日のリズムが変わります。
以前、インドネシアにいたときは毎朝強い日差しの中を歩いて出勤していました。
あの時は不思議と疲れを感じにくかったんです。やはり「光の力」はあなどれません。
今では、晴れた日の朝は家の周りを軽く一周して深呼吸するだけでも、気分がすっと晴れます。
これからの季節は空気も澄んでいるので、空を見上げるのが楽しみになりますね。
季節の変わり目は「心と体の衣替え」
春から夏、夏から秋へと季節が移り変わるときも、体調の変化を感じやすい時期です。
たとえば秋口は気温差が大きく、朝晩は肌寒くても昼はまだ暑かったりします。
こうした寒暖差も、体には意外と負担なんですね。
私も最近、寝るときの服装を迷うことが多くなりました。
以前は「まだいけるだろう」と薄着のままで寝てしまい、翌朝に喉が痛くなることも。
そこで、今年は早めに秋用のパジャマに切り替えてみようと思っています。
体が冷えると免疫力も下がるので、季節の「衣替え」を早めに意識するのが大切だと感じます。
「天気痛」に振り回されないための工夫
気圧や天気の変化に体がついていかないときは、ちょっとした工夫でずいぶん楽になります。
私がこれから試してみようと思っているのは、
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天気が崩れそうな日は予定を詰めすぎない
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軽いストレッチや深呼吸でリラックスする
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ぬるめのお風呂にゆっくりつかる
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天気アプリで気圧の変化をチェックして心の準備をする
このように「天気のせいかもしれない」と受け入れるだけでも、気分が軽くなります。
自分を責めずに、自然のリズムに合わせて過ごす――そんな考え方が、シニア世代の健康にはぴったりだと思います。
まとめ:天気と上手につきあって心穏やかに
天気は私たちの力ではどうにもなりません。でも、どう受け止めるかは自分次第です。
曇りの日にはゆっくりと体を休め、晴れの日には思いきり外の空気を吸う。
そんな風に、天気の変化を「味方」にできれば、毎日がもっと穏やかで豊かになるはずです。
これからの季節、体調の変化を感じたら「もしかして天気かな?」と一度立ち止まってみてください。
天気と上手につきあいながら、無理せず、自分らしいペースで日々を過ごしていきたいですね。

