毎年恒例の健康診断。若いころは「面倒だなあ」と思うだけでしたが、最近は少しだけ気持ちが変わってきました。
50代を過ぎると身体の変化に敏感になりますし、何より“これからの人生をどう楽しむか”というテーマが見えてきた気がするのです。
そこで今年は、ちょっとした工夫をしながら、ドヤ顔で健康診断に挑んでみようと思いました。その日の様子と、感じたことを日記のようにまとめてみます。
朝から少しだけ「整える」楽しさ
健康診断の朝は、どうしても慌ただしくなりがちです。
食事制限が気になったり、採血を思い出してソワソワしたり。
しかし今年は、少しだけ余裕を持って挑むことにしました。
起きてから軽くストレッチをして、深呼吸。
学生時代に新聞配達をしていたころ、早朝の空気を胸いっぱい吸って気持ちよかったのを思い出します。
あの感覚をもう一度味わいながら、「今日も健康でいられることに感謝しよう」と考えてみました。
こんなふうに準備すると、不思議と気分が落ち着き、気持ちよく健診会場に向かえそうです。
いざ会場へ。少しドヤ顔になる理由
健診会場に入ると、同年代の方も多く、なんとなく仲間意識のようなものが湧いてきます。
この歳になると、健康診断は「ただの検査」ではなく「自分の人生設計の答え合わせ」みたいな部分があります。
数値が良ければ嬉しいし、悪かったら素直に反省。学生時代に勉強しなかった後悔を思い出しつつも、「今からでも遅くない」と気持ちを切り替えられます。
そう思うと、自然と背筋が伸びて、ちょっとしたドヤ顔で受付に向かう気持ちになるのです。
もちろん謙虚で真面目な性格なので、大げさではありませんが(笑)。
検査中は“自分と向き合う”時間になる
採血や血圧測定、視力検査など、一つ一つの項目をこなしていくと、普段気づかない身体の声が聞こえてくるような気がします。
海外勤務の頃は、言葉の壁や環境の違いでストレスを抱えることも多く、体調を崩したことを思い出します。
それでも、怖がらず会話を続けて乗り越えたように、健康についても「気づいたらすぐ向き合う」姿勢が大切だと感じます。
健康診断は、まさにそのきっかけ。自分を見直す良い時間だなと改めて思いました。
結果はどうあれ、今後の楽しみを増やす材料に
健診結果は良い時もあれば悪い時もあると思います。
もし少しでも改善ポイントが見つかったら、それは“これからの楽しみ”だと考えてみようと思います。
例えば、歩く習慣を増やしてみたり、食事で塩分を控えてみたり。
無理のない範囲でできることはいくらでもあります。
だって目標は、健康で旅をしながら必要なお金を得て、これからの人生を楽しむこと。
シニアになっても元気に動き回るための種まきだと思えば、健康診断の結果も前向きに受け取れます。
今日のまとめ:健康診断は“未来へのスタートライン”
健康診断にドヤ顔で挑むなんて大げさかもしれませんが、少しだけ気持ちを変えるだけで、1日が明るくなります。
自分の身体は、自分で守るしかありません。
だからこそ、今年は「これでいいのだ」と胸を張って言えるように、日々の生活を少しずつ整えていきたいと思います。
この記事が、同じように健康診断が気になっているシニア世代の方に、「よし、今年は私も前向きに行ってみよう」と思ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。

