健康のために「もっと歩こう」「もっと鍛えよう」と思うたびに、どこか気持ちが重くなることがあります。
それでも、健康を大切にしたい気持ちは変わりません。
そこで私は、「頑張らない健康法」に切り替えてみようと決めました。
今日は、その決意と小さな気づきを書いてみます。
「健康のため」に疲れていた自分に気づく
若いころは、体力にも自信がありました。
でも50代を過ぎると、「健康のために何かしなくては」という気持ちがプレッシャーになることがあります。
たとえば、テレビで「一日一万歩が理想」と聞けば、ついそれを守れなかった自分を責めたり。
サプリや健康グッズを試しては、続かずにやめてしまったり。
ある日、ふと思いました。
「健康のために疲れていたら、本末転倒じゃないか?」と。
その瞬間、肩の力がスッと抜けたような気がしました。
「頑張らない」ほうが続くことに気づいた
私は真面目な性格なので、何事も「きちんとやらなきゃ」と思いがちです。
でも、健康だけは“ほどほど”が大事だと最近感じています。
たとえば、散歩。
以前は歩数計を見て、「今日はまだ足りない」と焦っていました。
今は、夕方の風を感じながらゆっくり歩く時間が心地よく感じます。
目的地を決めず、気の向くままに歩くだけでも気分がスッと軽くなるんですね。
「頑張らない」と決めることで、結果的に毎日続けられるようになりました。
小さなことでも“楽しみながら続ける”ほうが、自分には合っているようです。
体だけでなく「心の健康」にも目を向けたい
健康というと「体のこと」と思いがちですが、心の健康も同じくらい大切だと感じます。
年齢を重ねると、人間関係や仕事、家族のことなど、気にかかることが増えます。
でも最近は、無理にすべてを解決しようとせず、「まあいいか」と受け流すことも覚えました。
昔から好きな言葉「これでいいのだ」が、改めて心にしみます。
インドネシアにいた頃、現地の人たちはどんな小さなことでもよく笑っていました。
あの穏やかな笑顔が、心の健康そのものだったのかもしれません。
私もそんな生き方を少しずつ取り入れてみたいと思っています。
「やらなきゃ」ではなく「やりたい」に変える
最近は、健康のために「やらなきゃ」と思うより、「やりたい」と思えることを選ぶようにしています。
たとえば、
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公園のベンチでコーヒーを飲む
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好きな音楽を聴きながらストレッチする
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家族と一緒にちょっとした料理を作る
 
どれも特別なことではありませんが、心が落ち着きます。
体を動かすよりも、「心が喜ぶ時間」を増やすことが、いまの私にとっての健康法です。
これからの目標は「楽しく生きる」こと
50代という年齢になり、若いころとは違う価値観が増えてきました。
“長生き”よりも“楽しく生きる”ことを大切にしたい。
そのためには、無理をしないこと。
他人と比べず、自分のペースで暮らすこと。
そして、「健康のために頑張る」より、「健康を感じながら生きる」こと。
これからは、そんな生き方を少しずつ実践していこうと思っています。
もし同じように感じている方がいたら、肩の力を抜いて一緒にゆるくやっていきましょう。
まとめ
健康は、努力の結果だけでなく「日々の気づき」からも生まれるもの。
頑張らなくても、ゆっくりでも、自分を大切にすることがいちばんの健康法だと感じています。
今日も、「これでいいのだ」と笑って過ごせたら、それだけで十分ですね。
  
  
  
  
