若い頃は、家族や職場の人、友人に対して「こうしてくれるはず」「分かってくれるだろう」と、知らず知らずのうちに期待していたように思います。
しかし年齢を重ねるにつれ、人に期待しすぎることで、自分が疲れてしまう場面も多くなってきました。
この記事では、「人に期待しなくなった理由」と、そのことで感じた心の変化、そしてこれからの生き方についてお話ししていきます。
若い頃は「期待するのが当たり前」だった
仕事でも家庭でも、若い頃はとにかく一生懸命でした。
「頑張れば評価される」「誠実に接すれば伝わる」と信じて疑いませんでした。
実際、そうやってうまくいったこともたくさんあります。
だからこそ、人に期待することは自然なことでした。
ですが、年数を重ねるにつれ、同じように動いても結果が違うことがあると気づき始めました。
相手にも事情があり、考え方や価値観が違う。それを理解するまでには、少し時間がかかりました。
期待が外れたときに感じた疲れ
人に期待すると、その分だけ裏切られたと感じることもあります。
「なぜ分かってくれないのか」「どうして約束を守らないのか」と、心の中でモヤモヤが積み重なっていきました。
この感情は、相手よりも自分を疲れさせます。
あるとき、「これは相手の問題というより、自分の期待が大きすぎるのでは」と思うようになりました。
そう考えるようになってから、少しずつ気持ちが楽になっていったのです。
人は思い通りにならないと知った
長く社会で働いていると、本当にいろいろな人と出会います。
真面目な人もいれば、そうでない人もいる。約束を大切にする人もいれば、忘れてしまう人もいる。
どちらが良い悪いではなく、「人はそれぞれ違う」という、当たり前の事実を受け入れるようになりました。
人は変えられない。変えられるのは自分の受け止め方だけ。
そう思えるようになったことが、期待を手放すきっかけでした。
期待しなくなって見えたもの
人に期待しなくなったからといって、冷たくなったわけではありません。
むしろ、「してくれたらありがたい」「してくれなくても仕方ない」と考えることで、感謝できる場面が増えました。
小さな気遣いや一言が、以前よりも素直にうれしく感じられるようになったのです。
これは、心に余裕が生まれた証拠なのかもしれません。
これからは「自分に期待する」生き方へ
これからは、人に多くを求めるよりも、自分がどうありたいかを大切にしていこうと思います。
無理をせず、健康を第一にし、好きなことを楽しみながら日々を過ごす。
人に期待しすぎないことで、穏やかな気持ちで人と向き合えるようになります。
「これでいいのだ」と思える毎日を重ねることが、結果的に人生を豊かにしてくれる。
同じ世代の方にも、そんな生き方をおすすめしたいと思います。
