年齢を重ねるほど、背中にしょい込んできたものが増えたように感じます。
仕事、家族、健康、そしてこれからの生活。どれも大切ですが、時々ふと、「もう少し軽やかに歩けたらいいのにな」と思うことがあります。
今日はそんな気持ちをまとめてみました。
私自身の気づきや、これから試してみようと思うことを書いています。
もし同じように感じている方の心が少し軽くなるなら嬉しいです。
小さな不安は“紙に書く”だけで軽くなる
最近、気づいたことがあります。
頭の中にある不安は、そのままにしておくとどんどん膨らんでいくということです。
仕事のこと、老後のこと、家族のこと…。
生きてきて、悩みがゼロだった日はほとんどありません。
でも、ある日ふと紙に書き出してみたら、思っていたより大したことではないものも多いと気づきました。
「あれ、これなら対処できるかもしれないな」と思えるようになったのです。
中学時代の新聞配達で「毎日少しずつやればいつか終わる」と学んだ感覚に、ちょっと似ていました。
これからは、不安が頭に浮かんだらまず紙に書いてみようと思います。
書くだけなら無料ですし、誰にも迷惑をかけません。
シニア世代の方にこそおすすめしたい習慣です。
思い出を“背負う”のではなく“支えにする”
歳を重ねるにつれ、背負っているのは不安だけでなく思い出も増えてきます。
私の場合、家族で行った旅行がいちばんの宝物です。
ただ、時には「もっとこうしておけばよかった」と後悔として思い出すこともあります。
でも最近は、その後悔も含めて大切な荷物だと思えるようになりました。
インドネシアでの勤務で言葉に苦労したことも、今となっては「怖がらずに話してみる」という自分の姿勢を作ってくれました。
これからは、思い出を「荷物」ではなく「背中を押してくれる杖」のように受け止めて歩いていこうと思います。
身軽に生きるために“手放してみたいもの”
ここ最近、自分の中で手放したいと思っているものがあります。
それは「完璧であろうとする気持ち」です。A型らしく真面目に生きてきましたが、完璧を目指すと疲れてしまうことも多くありました。
仕事でも家庭でも、すべてを完璧にやろうとすると、心の余裕がどんどん削られていきます。
松山千春さんや浜田省吾さんの歌を聞くと、「もっと自分らしく」でいいんじゃないかと思えるのです。
これからは、“ほどほど”を意識してみようと思います。肩の力が抜ければ、人生の荷物も自然と軽くなるはずです。
これから取り入れてみたい“軽くなる習慣”
最近、映画を観て心が温かくなる瞬間がよくあります。
そういう小さな感動は、心の荷物を軽くしてくれる気がします。
旅行も好きなので、健康が許す限り、これからも行ける範囲で色々と見てみたい。大谷翔平選手の活躍を見て「自分ももう少し前に進んでみよう」と思えたように、心が動く体験をもっと大切にしたいと思っています。
そして、将来は「健康で旅をしながら必要なお金を得る」生活を目指したい。
今から少しずつ準備して、できることから始めてみようと思います。
荷物を軽くすると道の景色も変わります。
今日より明日、明日より来年。これからも、自分らしく歩いていきたいものです。
