シニアになると、ふと一人の時間が増えたなと感じることがあります。
にぎやかな日々から少し離れ、静けさが心地よくなる一方で、ときには寂しさが押し寄せてくることも。
私はそんな気持ちを受け止めながら、「心地よい孤独」を楽しむスキルを身につけていきたいと思っています。
誰かと一緒にいる幸せも大切。でも一人の時間も、自分を整える大切な時間。
今日は、そんな風に前向きに一人時間を楽しむためのスキルを書いてみました。
一人の時間に価値を見つける
仕事中心の生活をずっと続けてきましたが、これからは自分のペースで生きる準備を始めたい。
そんなときに大切なのが、「一人だからこそできること」を見つけることだと思います。
例えば、好きな音楽を聴きながらコーヒーを飲む。
昔の写真を眺めながら思い出に浸る。ちょっと散歩して季節を感じる。
近所の神社に手を合わせたり、朝日をゆっくり眺めるだけでも気持ちが整っていく。
こうした小さなことでも、心が軽くなるのを感じます。
むしろ、誰かと一緒では気づけなかった自分の感覚に気づく瞬間があります。
孤独をネガティブにしない工夫
一人でいると、ついつい暗い方に考えてしまう時があります。
そんな時は、「今日は自分を休ませる日なんだ」と思うようにしています。
無理に外へ出なくてもいいし、誰かと比べなくてもいい。自分を責めず、ゆっくりと過ごすことが大切なんだと気づきました。
最近は、映画を観て笑ったり泣いたりすることで、気持ちをリセットすることを試しています。涙を流すことは、案外心の掃除になるんですよね。
温かいお茶を用意して、深呼吸してみるだけでも気持ちが変わります。
新しい楽しみを取り入れてみる
シニアになったからこそ、これからの人生まだまだ楽しめるはず。
例えば、
・近所の風景を写真に撮りながら散策
・料理をちょっと工夫してみる
・旅番組を見て行きたい場所を探す
・スマホアプリで歩数を管理してみる
インターネットで学べることも増えているので、動画を見ながら料理や語学にも挑戦できそうです。小さなチャレンジが、生活に張りを生んでくれる気がします。
人とのつながりも大切に
孤独を楽しむと言っても、人とのつながりを手放さなくていいと思います。
家族や友人に「元気?」と連絡してみるだけでも、心が温かくなります。
私はインドネシアで暮らした経験から、人との会話の大切さを強く感じています。
お互いの存在を感じられる瞬間が、孤独を優しくしてくれる。
地域のイベントに少しだけ顔を出すのも、気持ちの良い気分転換になりそうです。
未来の自分にワクワクする
これからの人生、誰にも遠慮せず「自分らしく生きる」ことが目標です。
健康を保ちながら、好きな旅を楽しみ、できるならまた海外にも行ってみたい。
ドジャースタジアムで大谷翔平選手を応援したいという夢もあります。
一人時間は、その夢を整理し、少しずつ近づくための準備時間。
ノートに行きたい場所ややってみたいことを書き出してみれば、未来が少しワクワクしてくる。
そして、もし少しだけ勇気が湧いてきたなら、新しい場所に出かけてみるのも良いかもしれません。
旅とまではいかなくても、行ったことのない公園やカフェに足を運ぶだけで、日常に小さな刺激が生まれます。
そんな積み重ねが、これからの自分をもっと好きになるヒントになると信じています。
ポジティブな孤独と共に
心地よい孤独は、生きる力になると信じたい。これからも、焦らず、無理せず、私らしいペースで一人の時間を楽しむ工夫を続けていこうと思います。
静かな時間の中で、自分に「これでいいのだ」と言い聞かせながら。
明日の私が少し笑顔になるために、今日も穏やかな一人時間を大切にしていきます。

