最近、スーパーで買い物をしていて「え、また値上がり?」とつぶやくことが増えました。
物価高が続くと、財布のひもを締めるのも疲れてしまいますよね。
でも、そんな中でも「心を豊かにする暮らし方」は工夫次第でいくらでもできると思うのです。
今日は、私自身が感じたこと、そしてこれから実践してみたい“心の節約術”について書いてみます。
小さな「贅沢」を見つける楽しみ
節約というと「我慢」と思いがちですが、心まで貧しくなる必要はありません。
たとえば、朝一番にお気に入りのマグカップでコーヒーを飲むだけでも、気分は変わります。
100円ショップのコーヒー豆でも、香りをしっかり立てて丁寧に淹れれば、十分に“贅沢な時間”になります。
以前、出張先のインドネシアで、現地の方が小さな屋台で笑顔でコーヒーを飲んでいた姿が印象的でした。
「贅沢って、値段じゃないんだな」と感じた瞬間です。
これからは“モノの価値”よりも“時間の使い方”を大切にしていこうと思います。
手作りの楽しさを取り戻す
物価が上がる今こそ、手作りの良さを見直すチャンスかもしれません。
最近は、料理や日用品も「買う」より「作る」方が楽しいと感じることがあります。
たとえば、余った野菜で漬物をつけたり、古くなったシャツをエコバッグにリメイクしたり。
不器用でも構いません。完成度よりも「自分でやってみた」という達成感の方が心を満たしてくれます。
私も昔、新聞配達をしていた頃、休憩中に飲んだ麦茶の味が今でも忘れられません。
手作りの麦茶ほど、体と心にしみるものはないですね。
“自分の手でつくる”ということ自体が、心の栄養になるのだと思います。
お金をかけずに旅気分
旅行好きとしては、物価高で旅費が上がるのが少し寂しいところです。
ですが、旅の楽しみは「遠くへ行くこと」だけではありません。
近所をゆっくり散歩するだけでも、季節の移ろいを感じられる立派な旅です。
私は下関に住んでいますが、海辺を歩くだけで心が落ち着きます。
波の音を聞きながら、頭の中をリセットする時間は何より贅沢です。
今度はカメラを持って“地元再発見の旅”をしてみようと思っています。
写真を撮ってSNSにアップすれば、ちょっとした日記にもなり、同年代の方ともつながれます。
「遠くに行けなくても、心は旅ができる」——そんな気持ちで日々を楽しみたいですね。
人とのつながりが最大の財産
物価が上がっても、人との絆は値上がりしません。
むしろ、こういう時代だからこそ“助け合い”や“共感”が何よりの支えになります。
たとえば、家庭菜園をしている友人と野菜を交換したり、地元のイベントに顔を出したり。
ちょっとした会話や笑顔が、日常を豊かにしてくれます。
私も人見知りな性格ですが、勇気を出して挨拶を交わすだけで気分が明るくなります。
物価高をきっかけに「人とのつながり」を深める。
それが、今の時代を前向きに生きる大切なヒントなのかもしれません。
まとめ:心のゆとりは工夫から生まれる
物価高という現実は避けられませんが、心の豊かさは“考え方次第”です。
小さな幸せを見つけ、手作りを楽しみ、人とのつながりを大切にする。
そんな暮らしの積み重ねが、きっと人生を温かくしてくれると思います。
これからも「これでいいのだ」と笑いながら、心を豊かにする工夫を探していきたいです。
読んでくださった皆さんも、ぜひ自分なりの“豊かさ”を見つけてみてください。

