朝の空気を胸いっぱいに吸い込むと、それだけで心も体も軽くなる気がします。
最近、私は「朝のウォーキング(散歩)を続けてみよう」と思うようになりました。
歩きながら見える景色、感じる風、そして体の変化。
50代を過ぎた今だからこそ、こうした小さな時間の積み重ねが「健康」と「幸せ」につながるのではないかと感じています。
そんなウォーキングの中での気づきをまとめてみました。
朝のひんやりとした空気が心地よい
朝、まだ人通りの少ない道を歩いていると、ひんやりとした空気が体を包み込みます。夜の眠気をゆっくりと覚まし、頭の中が少しずつクリアになっていく感じがします。
下関では、海から吹く風が心地よく、遠くに響く船の汽笛がウォーキングのBGMになることもあります。歩きながら「今日も一日が始まるんだな」と思うと、自然と気持ちが前向きになります。
ウォーキングで気づく体の変化
「健康のために歩く」という言葉はよく聞きますが、実際に続けてみると体の変化を感じられるのが嬉しいところです。たとえば、朝歩いた日は一日中体が軽く、階段を上るときの足取りが少し楽になった気がします。
特に50代以降は筋力の衰えや体力の低下を感じることもありますが、ウォーキングは無理なく続けられる運動です。ジョギングのように激しくはなくても、じわじわと汗をかいていくと「今日もちゃんと体を使ったぞ」と自己満足感も得られます。
季節ごとに変わる景色を楽しむ
春には桜並木を、夏には朝の強い日差しを避けながらセミの声を聞き、秋には色づいた木々の下を歩き、冬には澄んだ空気と吐く息の白さを楽しむ。
ウォーキングを続けていると、普段は気づかない季節の移り変わりがよく見えてきます。道端の花、野鳥のさえずり、朝日が差し込む角度の違い…。これらの小さな発見が「今日も歩いてよかった」と思える瞬間です。
健康だけじゃない、心のリセット効果
歩いていると、不思議と気持ちが整理されることがあります。昨日のモヤモヤがスッと消えたり、新しいアイデアが浮かんできたり。
私の場合、昔から人見知りなところがあるのですが、歩いている時間は誰にも気を使わなくていい、まさに「自分だけの時間」なんです。頭と心をリセットすることで、また一日を頑張ろうという気持ちになれます。
これからのウォーキングの楽しみ方
これからはただ歩くだけでなく、少し工夫してみたいと思っています。たとえば、歩数計やスマホのアプリで歩いた距離を記録する。あるいは、ウォーキングコースにちょっとした寄り道を入れて、新しい景色やお店を発見する。
また、無理のない範囲で家族や友人と一緒に歩くのもいいなと思います。会話をしながらのウォーキングは、運動と同時に心の健康にもつながりそうです。
小さな一歩が大きな健康につながる
「健康のために」と思うと、つい難しく考えてしまいます。でも、実際は朝の10分、20分のウォーキングでも効果はあるのではないでしょうか。
汗をかいた後の爽快感や、景色を見て心がほぐれる瞬間。そうした小さな積み重ねが、将来の大きな健康につながると信じています。
これからも無理なく、楽しみながら歩いてみようと思います。そしてその先にある「小さな幸せ」を、少しずつ増やしていければと思います。
まとめ
朝のウォーキングは、健康を意識するきっかけになるだけでなく、心の余裕や小さな幸せを見つける時間でもあります。
これからも無理のない範囲で歩き続け、自分らしい毎日を積み重ねていきたいです。
「健康で楽しく生きる」——そんな目標に向かって、今日も一歩を踏み出してみようと思います。