「何歳まで働くんだろう?」
ふとした瞬間にそんなことを考えるようになりました。
定年という言葉は聞き慣れているけれど、実際のところ、自分にとっての答えはまだはっきりしません。
周りを見渡すと、早めに区切りをつける人もいれば、年齢に関係なく働き続けている人もいます。
どれが正解というわけでもなく、だからこそ迷います。
今日はそんな迷いを整理してみようと思います。
「いつまで働くか」を考え始めたきっかけ
昔は、働くのが当たり前で、深く考えたことはありませんでした。
目の前の仕事をこなし、家族を支える。それだけで精一杯だった気がします。
でも最近は、体力の変化や周囲の話を聞く中で、「この先どうするか」を考える時間が増えてきました。
特別な出来事があったわけではありません。
ただ、毎日が同じように過ぎていく中で、「このままでいいのかな」と思う瞬間が増えたのです。
周りの声に振り回されてしまう
「もう十分働いたでしょ」「まだまだ現役でしょ」
そんな言葉を聞くたびに、心が少し揺れます。
どちらも間違っていない気がするからです。
早くゆっくりしたい気持ちもあれば、まだ社会とつながっていたい気持ちもあります。
人と比べると、余計に分からなくなりますね。
結局、答えは自分の中にしかないのに、つい他人の意見を基準にしてしまいます。
お金よりも大事だと感じ始めたこと
もちろん、生活にはお金が必要です。
でも最近は、それだけではないと思うようになりました。
毎朝起きる理由があること。
誰かに「ありがとう」と言われること。
小さくても役に立っている実感。
こうしたものがあるかどうかで、日々の張り合いは大きく変わります。
働く理由は、お金だけではなく、「自分の居場所」を持つことなのかもしれません。
無理をしない働き方を考えてみる
若い頃と同じように働こうとすると、どこかに無理が出ます。
だからこれからは、量より質を意識してみようと思います。
フルタイムにこだわらず、できる範囲で関わる。経験を活かして、裏方に回る。
体調を優先する。
「こうでなければならない」という考えを手放すだけで、選択肢は意外と広がります。
まだ答えは出なくていい
正直に言えば、「何歳まで働くか」という問いに、今も答えは出ていません。で
も、それでいいのだと思うようになりました。
人生は状況が変わります。
体調も、気持ちも、環境も変わる。そのたびに考え直せばいい。
今は「健康で、楽しく、無理なく」。
その軸だけを大切にして、少しずつ準備していこうと思います。
今日のまとめとして
はっきりした答えがなくても、不安になる必要はありません。
迷っているということは、これからを真剣に考えている証拠です。
「これでいいのだ」と自分に言い聞かせながら、一歩ずつ進んでいく。
そんな姿勢で、明日も過ごしてみようと思います。

