50代になると、「この先も今の働き方を続けていけるだろうか」「定年後の生活はどうなるのだろう」と、ふと考える瞬間が増えてきます。
これまで会社員として長く働いてきたからこそ、安定のありがたさも、同時に将来への不安も身に染みて感じます。
そんな中で最近よく耳にするのが「業務委託」という働き方です。
正社員でもアルバイトでもないこの形が、なぜ今シニア世代に注目されているのか。自分なりに調べ、考えてみようと思いました。
業務委託とはどんな働き方なのか
業務委託とは、会社と雇用契約を結ぶのではなく、「仕事そのもの」を引き受ける働き方です。
働く時間や場所がある程度自由で、成果に対して報酬が支払われるのが特徴です。
たとえば、決められた時間に出社する必要がなく、「この作業をこの期限までにお願いします」という形で仕事を受けます。
責任は伴いますが、その分、働き方の自由度は高いと言えるでしょう。
難しく聞こえるかもしれませんが、「頼まれた仕事をきちんと仕上げる」という点では、これまでの仕事経験と大きく変わらない部分も多いと感じます。
会社員経験がそのまま活かせそうだと感じた
長年会社勤めをしてきた身としては、「今さら新しいことができるだろうか」と不安になるのも正直なところです。
ですが、業務委託の仕事を見ていくと、特別な資格や最先端の技術が必要なものばかりではありません。
これまで当たり前にやってきた報告・連絡・相談、期限を守る姿勢、丁寧な仕事ぶり。そうした基本的なことこそ、評価される場面が多いように思います。
若い頃のような勢いはなくても、真面目にコツコツ続ける力は、むしろ今の年齢だからこそ活かせる強みではないでしょうか。
収入だけでなく「気持ちの余裕」も大切
業務委託というと、「不安定」「収入が読めない」といったイメージを持つ方も多いと思います。
確かに毎月決まった給料が保証されるわけではありません。
ただ、収入をすべて業務委託に頼るのではなく、「生活の足しになる程度」「無理のない範囲」で考えると、気持ちがぐっと楽になります。
働く量を自分で調整できることで、体調や家庭の都合を優先しやすくなり、結果的に心の余裕につながるのではないかと感じています。
定年後の選択肢として考えてみたい
定年後は、時間はあっても何をしていいかわからない、という声をよく聞きます。
急に仕事がなくなると、張り合いを失ってしまう人も少なくありません。
業務委託であれば、「少しだけ社会とつながる」「必要とされる感覚を持ち続ける」ことができます。
毎日フルタイムで働かなくても、自分のペースで続けられるのは大きな魅力です。
これからの人生を、無理なく、でも前向きに過ごすための一つの選択肢として、検討してみる価値はありそうです。
まずは情報を知ることから始めてみる
いきなり仕事を始める必要はありません。
まずは、どんな仕事があるのか、どんな人が業務委託で働いているのかを知るだけでも十分だと思います。
インターネットで調べたり、体験談を読んだりすることで、自分に合いそうかどうかのイメージが湧いてきます。「これでいいのだ」と肩の力を抜きながら、少しずつ考えていく。
業務委託という働き方は、これからの人生を健康で楽しく生きるための、ひとつのヒントになるかもしれません。
