「そろそろ早期退職も考えてみようかな」と思ったとき、まず頭に浮かぶのが家計のこと。
生活費は足りるのか、趣味や旅行に回す余裕はあるのか、不安と期待が入り混じります。
今回は、私自身が家計簿を眺めながら感じたことや気づきをまとめてみました。
同じように「仕事との付き合い方」を考えている方に、少しでも参考になれば幸いです。
家計簿を前にして感じた現実
ある日、机の上に広げた家計簿をじっと見つめてみました。
数字は正直です。毎月の固定費、食費、交際費、そして趣味に使った金額。
どれも思い当たる節があり、「ああ、ちょっと使いすぎたな」と苦笑することも。
特に意外だったのは、細かい支出が積もり積もって大きな金額になっていたことです。
コンビニでの買い物、つい立ち寄った喫茶店でのコーヒー代…。小さな出費でも積み重なると無視できません。
退職後に必要なお金を考える
早期退職を考えると、どうしても「退職後のお金」が気になります。
家計簿を眺めながら、もし仕事を手放したらどんな生活になるのだろうと想像してみました。
・住宅ローンや家の修繕費
・食費や光熱費などの基本的な生活費
・趣味や旅行にかけたい費用
こうした項目を一つひとつ書き出すと、自分の生活にどんな優先順位をつけるかが見えてきます。
お金の不安を減らすには、数字で確認することが一番だと改めて感じました。
小さな節約で見える安心感
家計簿を見直す中で、「これは減らせるかもしれない」という支出も見えてきました。
例えば、スマホの料金を格安プランに変更する、不要なサブスクを解約する、電気のつけっぱなしをやめる。
どれも大きな金額ではありませんが、積み重ねると月数千円から数万円の差になります。
節約と聞くと我慢のイメージがありますが、生活の質を落とさずにできる工夫もたくさんあります。
むしろ、身の丈に合った暮らしをすることで安心感が増していく気がします。
働き方を見直す視点
「仕事をやめたら収入はゼロになる」と考えると不安ですが、完全に仕事から離れるだけが選択肢ではありません。
退職後も短時間の仕事や、自分の得意なことを活かした働き方を選べば、少しでも収入を確保できます。
私の場合は旅行が好きなので、観光関連のアルバイトやシニア向けの送迎などを調べてみると、意外と求人が多いことに気づきました。
「仕事=フルタイムでがっつり働く」という固定観念を外すと、気持ちも楽になります。
家計簿が教えてくれること
家計簿をつけるのは単なる記録ではなく、「これからどう生きたいか」を考えるきっかけになると実感しました。
数字を眺めていると、無駄な出費や必要な支出がはっきり見えてきます。
そして何より、「これだけ準備できていれば安心だな」と心の余裕につながるのです。
お金の不安を減らすことは、心の健康にもつながるのだと感じました。
まとめ 〜これからに向けて〜
早期退職を考えるとき、まずは家計簿とじっくり向き合うことが大切です。
現状を知り、無理のない節約を見つけ、必要なら働き方を工夫する。そうすることで、未来に対する不安が少しずつ解けていきます。
私自身もまだ模索中ですが、「健康で楽しく生きる」という目標のために、家計簿とにらめっこしながら一歩ずつ準備を進めていこうと思います。
同じように悩んでいる方にとっても、今日の一歩が明日の安心につながりますように。