50代を過ぎると、「もう遅いかな…」と、つい自分にブレーキをかけてしまうことがあります。
私自身も日々老後の人生設計を考える中で、そんな思いにぶつかります。
しかし振り返れば、まだ知らない景色も、やったことのない経験も、たくさん残っていることに気づきました。
今回は、私自身の日々の気づきを日記のように綴りながら、「年齢を理由に諦めない生きがい探し」について書いてみます。
今の自分を受け入れたら楽になった話
最近、改めて「これでいいのだ」という言葉の力を感じています。
若い頃のように勢いで進めない場面は増えましたが、そのぶん丁寧に考えたり、相手の気持ちを想像したりする余裕が出てきました。
50代になった今の自分を認めた途端、できることが広がるような気がしています。
昔のように無理をする必要はなく、今のペースでできる範囲から楽しみを見つければいい。
そう思えると不思議と気持ちが軽くなりました。
小さな好奇心が生きがいの種になる
この前、映画を観て胸が熱くなりました。
若いころより涙もろくなったのは歳のせいかもしれませんが、そのぶん感動に敏感になっている自分がいます。
「感動できる」というのは生きがい探しの原動力です。
興味を持ったら少し調べてみる。
YouTube で関連動画を見る。散歩ついでに写真を撮ってみる。
そんな小さな好奇心を拾い集めるだけでも、日常が少しずつ彩りを取り戻すのを感じます。
まだ見ていない景色を探しに行く準備
私は旅行が好きで、家族ともいろいろな場所へ出かけました。
最近は「また海外の空気を吸ってみたい」という思いも強くなっています。
若い頃、インドネシアで3年間働いた経験がありますが、あのときは必死で余裕がありませんでした。
もしもう一度行けるなら、今度はゆっくり人との会話や文化を楽しみたい。
歳を重ねても「行きたい」と思う気持ちがあるなら、それは生きがいのサインなのだと思います。
新しいことは“できる範囲”からでいい
「シニアになっても稼ぐ力をつけたい」と思うようになり、少しずつ情報収集を始めました。
最初は難しそうに見えても、気軽に試してみれば意外とできることも多いものです。
私は人見知りなところがありますが、SNSの発信なら自分のペースでできるので挑戦しやすいと感じています。
「失敗ばかりしてきたけど繰り返さないように反省する」という自分らしいやり方で、コツコツ続けていければと思っています。
生きがいの中心にはいつも“人”がいる
これまで家族には何度も支えられてきました。
健康でいられること、家族で過ごせること、自分らしく生きられること…。
結局、生きがいというのは大きな目標ではなく、「感謝」を感じる瞬間に詰まっているのかもしれません。
家族で録画したビデオを見返すだけで、自然と笑顔になれるように、日常の中に宝物は意外と転がっています。
年齢を重ねたからこそ見える景色もある
若い頃には気づけなかったことに気づけるようになった今、人生の後半戦はむしろ“深みを楽しむ時期”なのだと感じています。
やりたいことがあれば、小さなところから始めてみる。興味がわいたら調べてみる。身体が動くうちは、まだまだ挑戦できます。
そして、今日書いたことが、同じ世代の誰かが一歩踏み出すきっかけになれば、私としては何より嬉しいことです。
まとめ:生きがいは、これからでも見つけられる
年齢を理由にあきらめる必要はありません。
むしろ、味わい深い経験が増えた今だからこそ、生きがいの幅は広がります。
これからも好奇心を大切にしながら、自分らしく、肩の力を抜いて、楽しく生きていこうと思います。

