最近、ふと思うのです。
50代になっても、まだまだ知らない楽しみが世の中に山ほど転がっているはずだと。
仕事に追われてきた30年以上の会社員生活。
気づけば「趣味って何だったっけ?」と自問することもあります。
旅行は大好きですが、日常でワクワクできる何かを見つけたい。
ここでは、私自身の気づきや考えを綴ってみようと思います。
特別な才能は不要・・まずは小さな一歩から
私はこれまで、趣味とは「特別な才能がある人がやるもの」だと思い込んでいました。
ギターを弾ける人や陶芸が上手い人を見ると「自分には無理だな」と引いていたのです。
でも実際には、少し興味を持ったら試してみればいい。
続かなくても、それもまた経験です。
失敗してもいい。
失敗ばかりしてきた私だからこそ、その言葉には説得力があります。
たとえば、コーヒーを豆から挽いてみる。
動画を見て簡単な料理に挑戦してみる。
そんな小さな一歩で、日常に新しい風が吹くかもしれません。
新しい趣味は身近な場所に転がっている
家の中を見渡すと、読んでいない本、眠ったままのカメラ、ほこりをかぶったスポーツ用品…。
それをもう一度手に取ってみるだけで、新たな楽しみが始まるのです。
散歩コースを一本変えるだけで、新しい風景、店、人との出会いが生まれます。
私は人見知りですが、勇気を出して話しかけると新しい情報をもらえたこともありました。
昔インドネシアに住んでいた頃、現地の人に料理を教えてもらい、それを作ってみたら意外と美味しくて小さな趣味になったこともあります。
思い出の引き出しを開けるだけでも、趣味の芽が見つかることがあるのです。
健康のためにも「ちょっとだけ」始めてみる
いきなり無理をしなくても、軽いウォーキングやストレッチなら気軽に始められます。
最近は動画サイトでシニア向け運動も豊富ですし、自宅でできるのがありがたいですよね。
歩いていると季節の変化にも気づけます。
紅葉、風の匂い、冬の空気。自然からもらう元気って案外大きいものです。
「健康で楽しく生きる」という目標のためにも、趣味として体を動かすことは大切だと感じています。
収入につながる趣味もアリ
シニアの楽しみとして「お金になる趣味」もあると思います。
たとえばブログ。
ちょっとした気づきや写真を載せるだけでも、誰かの役に立てば価値になります。
単身赴任で長く過ごしてきた私にとっても、振り返れば良い人生の記録にもなりそうです。
趣味が人生の支えになり、未来を広げてくれるかもしれません。
道具がきっかけで始まる趣味もある
新しい靴を買えば歩きたくなる。
小さな観葉植物を買えば育てるのが楽しくなる。
道具が背中を押してくれることって、意外とありますよね。
新しいスマホのカメラを試していたら、気づけば写真が趣味になることだってありえます。
始まりはいつも小さな好奇心です。
趣味探しは小さな探検
結局、新しい趣味は特別な場所に隠れているわけではありません。
家の中にも、近所の公園にも、スマホの中にも転がっています。
「これでいいのだ」という気持ちで、まずは一歩。
明日からではなく今日から。小さな一歩が、大きな楽しみにつながります。
人生はまだまだこれから。
ワクワクを探す旅に、一緒に出かけましょう。

