子どもの頃に通ったそろばん塾の思い出。
あの木の玉をはじく音が、今になって懐かしく思い出されます。
最近では「そろばん」が脳トレや介護施設でのレクリエーションとして再び注目されているそうです。
私自身の体験とニュース記事をきっかけに感じたことをまとめてみました。
シニア世代の皆さんにとっても「懐かしい」「やってみたい」と思える内容になれば幸いです。
そろばん塾に通ったあの日々
小学校の頃、放課後になると近所のそろばん塾へ通っていました。
木の机に並ぶそろばん、先生が黒板に大きく書く数字、そして「カチカチ」と響く音。
最初は指の動きがぎこちなく、となりの友達の方が速く答えを出すのが悔しかったことを覚えています。
けれども、繰り返すうちに指先が自然に動くようになり、計算が楽しくなっていきました。
九九を覚えるのとは違う「リズムのある学び」が、今思えばそろばんの魅力だったのだと思います。
ニュースで知ったそろばんの新しい役割
「そろばんが再び注目されている」というニュースを見ました。
子どもだけではなく、大人やシニアの脳トレにも活用されているとのこと。
さらに介護施設でのレクリエーションとして取り入れられている事例も紹介されていました。
たしかに、そろばんは単なる計算道具ではありません。
指を動かしながら頭の中で数字をイメージする作業は、脳の幅広い領域を刺激しているのでしょう。
特に「暗算」を繰り返すと、自然と頭の中にそろばんの珠が浮かんできて、視覚と手先の動きが連動する感覚を覚えます。
介護施設で広がるそろばんの魅力
もうひとつ興味深かったのが、介護施設での取り組みです。
「懐かしい」という気持ちは大きな力になります。
施設の入居者がそろばんに触れると、昔の記憶がよみがえり、会話のきっかけになるそうです。
数字をはじくだけでなく、「これなら子どもの頃やっていたよ」と笑顔が生まれる。
単なる脳トレを超えて、人と人をつなぐ役割を果たしているのだと思います。
そろばんと私のこれから
私も今後は趣味のひとつとして、そろばんをもう一度手にしてみようかなと思っています。
家族や友人と「そろばんの話」で盛り上がるのも楽しいかもしれません⁈
また、日常生活でも買い物や家計の計算をそろばんでやってみると、電卓にはない「頭と指を使う実感」が得られるでしょう。シ
ニア世代になった今だからこそ、昔学んだそろばんをもう一度始めてみる価値があると感じています。
まとめ 〜そろばんがくれる小さな幸せ〜
そろばんはただの計算道具ではなく、
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脳を活性化させるトレーニング
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指先を動かすリハビリ
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懐かしい思い出を呼び起こすアイテム
として活躍できる存在です。
子どもの頃の学びが、今になって健康や楽しみにつながるとは思いませんでした。これからも「そろばん」を生活に少しずつ取り入れて、心と体を健やかに保っていきたいと思います。