最近、年齢のせいか午後になるとどうしてもまぶたが重くなります。
若いころは気力で乗り切れましたが、今は無理をせず「体と仲良くする」ほうが大事だと感じています。
そこで今日は、私がこれから取り入れてみようと思っている“10分昼寝”の話を書いてみます。
たった10分でも午後の世界がガラッと変わる――そう思える理由をお話しします。
なぜ10分の昼寝に惹かれたのか
先日、仕事の休憩中にコーヒーを飲みながら「この眠気、なんとかならないかな」とぼんやり考えていました。
昔は新聞配達をしながらも元気いっぱいだったのに、今は午後になると集中力が落ちてくる。
そんな時、偶然テレビで“短い昼寝が心身に良い影響を与える”という話題が流れ、思わずメモを取りました。
「10分でいいなら、自分でも続けられそうだ」
そう思ったのです。
長い昼寝は逆に体がだるくなると聞きますが、10分なら負担にならず、むしろ体が軽くなるらしいのです。
私の昼寝との付き合い方を振り返ってみた
インドネシアで勤務していた頃、慣れない環境で心も体も疲れていた時期がありました。そのとき、現地の人たちは昼休みに“さっと目を閉じて休む”ことを大切にしていたのを思い出します。
当時の私は「横にならないと昼寝はできない」と思っていたのですが、彼らは椅子に座ったまま数分だけ目を閉じるだけ。
それでもすっきりして午後からの活力になるようでした。
今になって、その意味がようやく分かってきた気がします。
短い休息を上手に挟むことで、1日の質がぐっと良くなるんですよね。
10分昼寝を取り入れたら世界がどう変わる?
たとえば、家にいる日の午後。いつもならテレビを見ながらぼんやりする時間も、10分の昼寝を挟めば頭が一度リセットされます。
気持ちが落ち着くと、周囲の見え方も変わってきます。
家族に対しても、仕事仲間に対しても、ちょっとした気遣いが自然にできる。
そんな小さな積み重ねが、まわりをほんの少し温かくしていく。
「大げさかもしれないけれど、こういうことが世界を平和にする一歩なんじゃないか」
ふと、そんなふうに思ったのです。
自分が穏やかでいられる時間を増やすと、人にも優しくなれる。
10分の昼寝は、そのためのスイッチになる気がしています。
今日からできる“10分昼寝のコツ”
私がこれから試してみようと思っている方法を、備忘録としてまとめておきます。
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タイマーを10分にセットして安心して眠る
時間を気にしなくていいだけで、ぐっと休みやすくなります。 -
横になれない時は“目を閉じるだけ”でもOK
椅子に座ったままでも、脳はしっかり休めるそうです。 -
コーヒーを飲んでから昼寝する“カフェインナップ”も良さそう
目覚めた頃にちょうどカフェインが効いて、すっきり起きられるらしいです。 -
寝る前に深呼吸を一回
呼吸を整えるだけで体の力が抜け、10分でもしっかり休めます。
無理なく続けられそうなものだけ試してみて、自分の生活に合う形を探していこうと思います。
10分昼寝で人生がもっと軽くなる
私の好きな言葉は「これでいいのだ」。
完璧を目指すより、ちょっと肩の力を抜いて過ごすほうが人生は楽しいと感じています。
10分の昼寝はまさにその感覚とつながっています。無理せず、気持ちよく、自然体で生きるための小さな工夫。
健康で、家族と笑って、これからの人生を楽しむためにも、こうした些細な習慣を大事にしていきたいと思いました。
もし午後の眠気に悩んでいる方がいたら、ぜひ一緒に“10分昼寝”を始めてみませんか? きっと明日の景色が少し違って見えるはずです。

