定年退職後にはのんびりと暮らし、たまに旅行に行ったりして余生を楽しむ。
そんなイメージがあったのは遥か昔の考えとなってしまい、現在の日本では、「1億総活躍社会」と銘打たれるように高齢者であっても労働を続ける人が増えてきています。
しかし、定年退職後もどこかの企業に所属して会社員と同じような毎日を過ごすのはなかなか精神的にも肉体的にもキツイですよね。
そんな中、「定年後から新たにプログラミングを学び老後の収入を得ている人」が増えてきているようです。
この記事では、そんな「プログラミングで得られるメリット」と「中高年の人でもプログラミンを習得できる?」という疑問について解説していきたいと思います。
なぜ中高年の人たちが今、プログラミングを学ぶのか?
近年50代、60代からプログラミングを学び始める人が急増しています。
数その要因としては、数年前に話題となった「老後2,000万円問題」や「プログラミングが在宅で稼げるスキルである」ということが大きいかと思われます。
不景気と少子高齢化によって税金は上がり続け、年金は減り、医療費の負担も今後さらに増えていく可能性もあります。
核家族化によって老後に介護してくれる家族がいないという人も多い事でしょう。
そんな様々な不安を解決するために、多くの中高年の人たちが「プログラミング」という確かなスキルを身に付けようとしているのです。
中高年がプログラミングを学ぶメリット
若年層を中心にプログラミングを学ぶ人が増えてきていますが、それでもまだまだプログラマーは足りていない状況です。
IT業界の伸び率は凄まじく、すでに12兆円規模の市場となっていますし、5Gの普及やAI、IoT分野(モノのネット化)の発展によって今後さらに伸びていくことが予測されています。
すなわち、中高年の人がプログラミングを学ぶことで収入を得られる可能性も十分にあるということです。
経済産業省のデータでは、IT関連の人材は2030年で約79万人不足すると言われています。
プログラミングの仕事をする場合、会社員としてだけでなく、クラウドソーシングサイト(仕事を依頼したい企業や個人と、スキルを活かして仕事をしたいという個人を繋ぐサービス)を利用しながら働くことができます。
家にいながらでも仕事ができますし、旅行先でPCを開いて仕事のやり取りをすることも可能なのです。
いかがでしょうか?
定年退職後の暮らし方に非常にマッチしたスキルですよね。
内職などではどれだけ頑張っても月に5万円程度しか稼ぐことができませんが、一定以上のプログラミングのスキルを身に付ければマイペースに仕事をしても月に10万円以上は稼げる可能性が高いと言えます。
向上心を持って次々に新しいプログラミングスキルを身に付けていけるのならば、中高年の人であっても若年層の人と同じように稼ぐことができるというのも、大きなメリットと言えるでしょう。
中高年の人でもプログラミングを習得できる?
プログラミングを学ぶことで様々なメリットを得られるということはお分かりいただけたかと思いますが、実際に学ぶとなると不安になるのが「中高年の人でもプログラミングを習得できるのか?」ということだと思います。
結論から言えば、中高年からプログラミングの勉強を始めても十分に稼げるレベルに到達することができます。
ただし、以下の点をしっかりと理解してからプログラミングを学ぶことが非常に重要です。
・プログラミングで稼げるようになるまでにはある程度(少なくとも半年~1年程度)時間が掛かる
・毎日30分でも良いので勉強を継続する(休まない)
・プログラミング言語の種類を理解して、どの言語を学ぶのかを決める
・本気で稼ぐスキルを身に付けたいなら、「プログラミング教室」で学ぶ
昔ほど難しくはないとはいえ、それでも稼げるようになるまでには半年以上の時間が必要となります。
また、現代では50代以上の人でも学びやすいような【TechGardenSchool】というプログラミングスクールも存在します。
積極的にそういったプログラミングスクールを利用すれば、途中で挫折することなく確かなプログラミングスキルを身に付けることができるはずです。
まとめ
今回は、「プログラミングで得られるメリット」と「中高年の人でもプログラミンを習得できる?」という疑問について解説してきました。
プログラミングスキルを身に付けることで、在宅で収入を得られるようになりますし、収入の金額も高いというメリットがあります。
稼げるスキルを身に付けるためには時間と継続力が必要になりますが、中高年の人向けのプログラミングスクールもあるので、そういったスクールを利用すれば挫折することなくスキルを身に付けられるでしょう。