夜、家の灯りが落ち着き、テレビの音も小さくなる頃。
布団に入ったのに、なぜか頭だけが冴えてしまう。そんな夜はありませんか。
「このまま仕事を続けていていいのだろうか」「もう少し別の生き方もあるのでは」
50代を過ぎると、昼間は考えないようにしていた本音が、静かな夜に顔を出します。
この記事では、仕事を続けるか迷う夜に浮かぶ気持ちを整理しながら、これからの働き方を前向きに考えるヒントをまとめてみようと思います。
50代を過ぎると迷いが増える理由
若い頃は、仕事を続けることにあまり迷いはなかった気がします。
生活のため、家族のため、目の前の仕事をこなすことで精一杯だったからです。
ところが50代を過ぎると、少し状況が変わってきます。
体力の変化を感じたり、定年という言葉が現実味を帯びてきたりします。
同時に「この先、何年働くのだろう」「この仕事を続けた先に何があるのだろう」と考える時間が増えてきます。
これは決して後ろ向きなことではありません。
長く働いてきたからこそ、立ち止まって考える余裕が生まれた証でもあるのです。
夜に本音が出てくるのは自然なこと
昼間は忙しさに紛れて、考えないようにしていることも、夜になると不思議と浮かんできます。
それは、心が静かになり、自分自身と向き合える時間だからだと思います。
「本当は少し疲れている」「この働き方をずっと続けるのは不安だ」
そんな気持ちが出てきても、無理に打ち消す必要はありません。
大切なのは、答えをすぐに出そうとしないこと。
夜の本音は、これからを考えるための材料のひとつだと受け止めてみようと思います。
仕事をやめるか続けるか、白黒つけなくていい
迷ったとき、つい「続けるか、やめるか」と二択で考えてしまいがちです。
でも、実際にはその間にもたくさんの選択肢があります。
例えば、働き方を少し変えてみる。
今より無理のないペースを考えてみる。
仕事以外に楽しみや目標を持ってみる。
すぐに結論を出さなくても、「今は考えている途中」と自分に言ってあげるだけで、気持ちは少し楽になります。
人生は長距離走です。途中で歩いたり、立ち止まったりしてもいいのだと思います。
これからの時間をどう使いたいか考えてみる
仕事を続けるか迷うときは、「やめたい理由」だけでなく、「これから何を大切にしたいか」を考えてみるのも一つの方法です。
健康、家族との時間、趣味、学び直し。
どれも若い頃には後回しにしてきたものかもしれません。
いきなり大きな目標を立てなくても大丈夫です。
「もう少し体を大切にしたい」「楽しみを増やしたい」
そんな小さな気持ちを大事にしてみようと思います。
迷っている自分を責めないでほしい
真面目に働いてきた人ほど、迷う自分を弱いと感じてしまいがちです。
でも、迷うのは真剣に人生と向き合っている証拠です。
これまで積み重ねてきた経験は、簡単に消えるものではありません。
今は答えが出なくても、考え続けること自体に意味があります。
「これでいいのだ」と肩の力を抜きながら、少しずつ自分なりの答えを探していけばいい。
そう思えるようになると、夜の時間も少し穏やかになる気がします。
明日の自分が少し楽になる考え方
仕事を続けるか迷う夜は、無理に答えを出そうとせず、紙に気持ちを書き出してみるのもおすすめです。
頭の中だけで考えるより、気持ちが整理されやすくなります。
そして、「今すぐ決めなくていい」と自分に言ってあげてください。
明日、少し元気な自分が、また違う考えを持つかもしれません。
これからの人生は、まだまだ続きます。
働き方も、生き方も、ゆっくり形を変えていけばいい。
そんなふうに考えながら、今夜は少し肩の力を抜いて休もうと思います。
