日曜日の夕方になると、なぜか気持ちが重くなる。
「また明日から一週間が始まるなぁ」と、ため息が出る。
若い頃はそれほど気にならなかったのに、年齢を重ねるにつれて、この感覚がはっきりしてきた…そんな方も多いのではないでしょうか。
この憂うつさは、決して怠けているからでも、弱いからでもありません。
むしろ、これまで真面目に働き、家庭を大切にしてきた人ほど感じやすいものだと思います。
日曜の夕方に感じる憂うつな気持ちの正体と、少し気持ちが楽になる考え方について、肩の力を抜いてお話ししていきます。
なぜ日曜の夕方は気持ちが沈むのか
日曜の夕方が近づくと、時計を見る回数が増えます。
「もうこの時間か」「休みが終わってしまう」
そんな思いが頭をよぎり、胸のあたりがモヤっとしてくる。
これは、長年の生活リズムが体にしっかり染みついている証拠です。
月曜から金曜まで働き、責任を果たし、週末に少しだけ気を抜く。
この繰り返しを何十年も続けてきた結果、日曜の夕方=切り替えの時間として、体も心も反応してしまうのかもしれません。
特に50代以降になると、体力の回復に時間がかかるようになり、「また一週間乗り切れるかな」という不安も重なります。
だから憂うつになるのは、とても自然なことかもしれません。
「憂うつ=悪いこと」と思わなくていい
日曜の夕方に気分が落ちると、「こんなことで落ち込む自分はダメだ」と思ってしまいがちです。
でも、そう考える必要はありません。
憂うつになるということは、それだけ仕事や生活に真剣に向き合ってきた証拠でもあります。
適当に過ごしてきた人なら、ここまで気持ちは動かないはずです。
「また明日から頑張らないといけないな」
そう思えるのは、守るものがあり、続けてきた人生があるから。
まずは、「これでいいのだ」と、自分に一言かけてあげたいところです。
日曜の夕方を少し楽にする小さな工夫
憂うつな気持ちを無理に消そうとすると、かえって苦しくなります。
そこでおすすめなのは、「日曜の夕方専用の楽しみ」を用意することです。
たとえば、
・少し早めにお風呂に入り、好きな入浴剤を使ってみる
・昔好きだった音楽を静かに流す
・月曜の朝に着る服を整えておく
どれも大きなことではありませんが、「これをやったら一日が終わる」という区切りができると、気持ちが落ち着きます。
不思議なもので、準備ができていると、月曜日への抵抗感は少し和らぐものです。
日曜の憂うつは、これからを考える合図かもしれない
日曜の夕方に感じる憂うつさは、「これからの生き方を考えるサイン」でもあります。
これまでと同じ毎日を、この先も続けるのか。
それとも、少しずつ自分の時間を増やしていくのか。
いきなり答えを出す必要はありません。
ただ、「これからどう生きたいか」を考える時間を持つだけでも、心の向きは変わってきます。
健康で、無理なく、楽しく過ごす。
そのために、今できることを少しずつ考えてみようと思います。
それだけで、日曜の夕方の重たさは、意味のある時間に変わっていきます。
憂うつな気持ちと上手につきあっていこう
日曜の夕方が憂うつになるのは、これまで一生懸命生きてきた証。
無理に前向きにならなくてもいいし、気合を入れる必要もありません。
「また来たな、この感じ」
そう受け止めながら、小さな楽しみを見つけていく。
そして、自分のペースで次の一週間を迎える。
人生はまだ続きます。
これからも、健康で楽しく生きるために、日曜の夕方とも上手につきあっていこうと思います。

