「仕事はやりがいがあってこそ」「苦労の先に達成感がある」
そんな言葉を、これまで何度も聞いてきました。
私自身も、長いあいだそれを信じて働いてきました。
けれど最近、ふと立ち止まって思うのです。
やりがいを追い求めすぎると、かえって苦しくなるのではないかと。
この記事では、「やりがいを捨ててみようと思ったら、心が少し楽になった」という気づきを書いてみたいと思います。
「やりがい」は本当に必要なのか
これまでの人生を振り返ると、「やりがい」という言葉に縛られてきた場面が多くありました。仕事を選ぶときも、続けるときも、「やりがいがあるかどうか」が判断基準になっていた気がします。
もちろん、やりがいを感じられる仕事は素晴らしいものです。
ただ、その反面、やりがいを感じられないと「自分はダメなのでは」と思ってしまうこともありました。
最近は、やりがいがなくても淡々と続けられることも、立派な価値ではないかと考えるようになりました。
頑張りすぎると心と体が疲れる
50代を過ぎると、若い頃と同じようにはいきません。
無理をすると、体に正直に返ってきます。
それでも「やりがいがあるから」と自分に言い聞かせ、頑張り続けてしまう。
すると、知らないうちに疲れがたまり、気持ちにも余裕がなくなっていました。
そこで、「やりがいを感じなくてもいいから、無理をしない働き方を考えてみよう」と思うようになったのです。
「これでいいのだ」と思える強さ
完璧を目指さなくてもいい。人から評価されなくてもいい。
そう思えたとき、心がふっと軽くなりました。昔好きだった言葉に「これでいいのだ」というものがあります。
今の自分ができることを、できる範囲でやる。それで生活が回り、健康でいられるなら十分ではないでしょうか。
やりがいを捨てることは、妥協ではなく、自分を守る選択だと感じています。
やりがいの代わりに大切にしたいもの
やりがいを手放した代わりに、意識したいのは「穏やかさ」です。
家族との時間、ゆっくり食べる食事、何気ない会話。若い頃は後回しにしていたことが、今はとても大切に思えます。
仕事も「楽しいか」「苦しくないか」という視点で見直してみようと思います。
それだけで、日々の気持ちがずいぶん変わりました。
これからは「楽で続く」を選ぶ
これからの人生は、長距離走の後半戦です。全力疾走はもう必要ありません。
「楽で続くこと」「無理なくできること」を選んでいく。
そう考えると、老後の不安も少し和らぎます。
やりがいを無理に探さなくても、毎日を穏やかに過ごせれば、それが一番の成功なのかもしれません。
まとめ:肩の力を抜いて生きてみよう
やりがいを捨てると聞くと、少し怖く感じるかもしれません。
ですが、実際に考えてみると、心と体が楽になる選択でもあります。
これからは、「頑張らない勇気」を持って生きてみようと思います。
肩の力を抜いて、自分らしく。
そんな生き方を、一緒に考えていけたら嬉しいです。

